障害者総合支援法について
このページの最終更新日:2024年2月5日
⋙ 日本の障害者サービスの内容を理解するには、まず「障害者総合支援法」という法律を理解すべきです。
日本における障害者総合支援法について、どんな法律のですか?
日本における障害福祉サービスや日常生活のサポートは、障害者総合支援法に基づいて提供されます。この障害者総合支援法は、正式には「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」という名称です。
障害者総合支援法の基本理念
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全ての国民が基本的人権を持つ個人として尊重されるように、障害の有無に係わらず共生社会を実現
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地域社会における日常生活、社会生活を営める様に、障害のある方に対する支援を受けられるようにすること
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そのための妨げになる、あらゆるものの(物事、制度、観念など)除去するよう努力すること
この法律について詳しい内容は、厚生労働省のホームページをご覧ください。
厚生労働省 《障害者福祉》
日本の障害者総合支援法ではどんな障害福祉サービスが提供されていますか?
この法律に基づいて障害福祉サービスが提供されています。一般に、これらのサービスは次のカテゴリに分類できます。
ケアサポート:
居宅介護
重度訪問介護
療養介護
生活介護
日常生活のサポート:
行動援護
児童デイサービス
地域活動支援センター
補装具費の給付
暮らすサポート:
短期入所
重度障害者等包括支援
共同生活介護
施設入所支援
働くサポート:
自立訓練
就労移行支援
就労継続支援及び共同生活援助
カウンセリングサポート:
相談支援
だれでも日本の福祉サービスが申し込めますか?
一般的な原則として:
基本的には、年齢、性別、人種、宗教に関わらず、必要なときに福祉サービスにアクセスして受け取ることはすべての人々の権利です。ただし、日本での短期滞在者または不法滞在者を限り、例外的なケースになります。
つまり、在留カードまたは特別永住者証明書等資格のあるビザを持っている場合、福祉サービスを申し込むことができます。しかし、その福祉サービスを利用できるかどうか、サービスの対象、利用の条件、住んでいる地域などの様々な基準によって違います。また、福祉サービスを利用した時の負担額には上限があり、申請者の財務状況によって金額は異なります。
障害福祉サービスについて:
それぞれの利用できる障害福祉サービスは、役所等ご相談をして決めます。サービスを受けられる受けられるかは、日本で実施されている「障害支援区分」という特定システムを用います。詳しくはお住まいの市区町村役所でご確認ください。
* 「障害支援区分」について: